やる気の差に、どう向き合うか|やる気のない人を無理に変えない理由

やる気のある人と、そうでない人への向き合い方

先日、こんな質問をいただきました。

「鬼塚さんなら、体験で“明らかにやる気のない人”が来たらどうしますか?」

質問をくださった方は同業者ではありませんが、人と関わるお仕事をされている方。
「あるあるですよね…」と、画面越しにうなずいてしまいました。

私のスタンスは、わりとシンプルです

まず大前提として。
私は基本、手を抜きません。
来てくれた以上、体験だろうが初回だろうが、全力で向き合います。

……が。

「やる気がないな」と感じた時点で、
今回はご縁がなかったと判断します。

冷たく聞こえるかもしれませんが、これは相手を雑に扱うという意味ではありません。
むしろ、無理に引き上げないのも一つの誠実さだと思っています。

判断基準は「雰囲気」ではありません

よく勘違いされますが、
・表情が硬い
・静か
・緊張している

これだけで「やる気がない」とは判断しません。

判断材料は主に
カウンセリングとカウンセリングシートです。

文字を書くのが苦手な方もいます。
でも、質問に対して自分なりに答えようとしてくれる人は、やる気があります。

逆に、
「変わりたい」
「やってみよう」
という意思が文字や言葉から全く見えない場合は、無理に引き上げません。

実際にあった「やる気のない」ケース

・ジムのドアを開けた瞬間に
 「私にはできません」

(まだ何もしてませんが…)

・カウンセリングシート、ほぼ白紙
・返答は「はい」「いいえ」だけ
・説明中もスマホをチラチラ
・トレーニング中も会話なし
・時間になったら即帰宅

ここまでくると、こちらが頑張るほど空回りします。
なので私は、**「今回はご縁がなかったですね」**と心の中で区切ります。

実際にあった「やる気のある」ケース

一方で、こんな方もいます。

・ドアを開けた瞬間から
 「よし、やりましょう!」という空気
・カウンセリングシートを全部記入
・目標が明確
・トレーニング中の質問が止まらない
・終了後も「これって家でもできますか?」と質問ラッシュ

こういう方は、とにかく前のめり。
当然、こちらも自然と熱が入ります。

私の哲学

一生懸命な人には、全力で応える。
やらない人には、それなりの対応で応える。

これは私にとって「礼儀」です。
初心者かどうかは、まったく関係ありません。

格闘技をやっていた頃も同じでした。

初心者でも全力でぶつかってくるなら、こちらも全力。
逆に、ベテランでも流しているなら、こちらも流す。

それが相手への敬意であり、
自分への誠実さだと思っています。

やる気のある人と過ごす時間は、最高です

一生懸命取り組む方が来てくれた時、
正直、めちゃくちゃ楽しいです。

「今日は楽しかった!」
そう思って帰ってもらえるように、何としてでも全力で向き合います。

重量が上がらなくてもいい。
知識がなくてもいい。
初心者でも、運動が苦手でもいい。

一生懸命やろうとする姿があれば、
私は一生懸命お答えします。

その人の変化を一緒に歩み、
成長を見届けられること。

それこそが、この仕事の醍醐味だと思っています。


人と関わる仕事をしていると、
必ず「やる気のある人」と「そうでない人」に出会います。

その時、あなたならどう対応しますか?

私はこれからも、
やる気のある人に全力で応える。
その姿勢だけは、変えずに続けていきたいと思っています。